2021年10月31日 ハロウィンの日、京王線で起きてはならない事件が発生してしまいました。
「人を殺して死刑になりたかった」京王線 逮捕の男が供述 「2人殺せば死刑になると思った」
東京・調布市を走行中の京王線の電車内で、男性が男に刃物で刺され意識不明の重体のほか、16人が重軽傷を負った。現行犯逮捕された男はバットマンのジョーカーの仮装をしていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0486cd3199bebbec39f98519433c7b97d7a06f0d
Twitter上では緊急停車した国領駅でドアが開かず窓から脱出している動画がアップロードされていました。
非常ドアコックについて
非常ドアコックは使用すると、ドアを手動で開けることが出来ます。
しかし、非常ドアコックを使用すると安全の為に電車を動かせなくなります。
今回、両国駅で電車のドアとホームドアが開かなかったのは停車直前に非常ドアコックを使用した人がいた為、通常の停車位置より2〜3メートルズレてしまった事が原因でした。
非常時はSOSボタンを使用し、車掌の指示に従ってください。
SOSボタン
SOSボタンを使用すると車掌と会話する事ができます。
今回の京王線の事件は、
国土交通省によりますと、今回の事件では国領駅の1つ手前の布田駅を通過中に非常通報装置のボタンが押されましたが、車内が混乱していて何が起きているか車掌などがマイクで聞き取ることができなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211101/k10013329661000.html
とニュースに記載されていました。
パニック状態でも大きな声で丁寧に状況を伝えるようにしましょう。
非常ドアコックの内部
これは車掌さんから非常ドアコックの使用を指示された場合に、冷静に扱えるように内部構造の写真を添付します。
この写真は、2019年に津田沼駅でガラス割れが起きた際の写真です。
事件が起きた京王線ではありませんが、赤いレバーを引く事で手動でドアが開きます。
電車が停止してしまう為、車掌の指示に従って非常ドアコックを使用してください。
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