［新型プリウス60系］死角が怖いです。燃費25km超えの車がタイムズカーにやってきました！カーシェアリング乗車記

Twitterで新型プリウスがタイムズカーに導入されたと言う投稿を見つけました。早速予約して試乗します！！タイムズカーがYouTubeで使用方法の動画を投稿した翌日の乗車なのでブログは史上最速（？）かもしれません。

【本ブログについて】

ブログでは、実際の使用経験に基づく個人の感想を中心に情報をお届けしています。
記事の内容が参考になりましたら、SNSでの共有をしていただけると嬉しいです！

※ページ下部にてカーシェアサービス各社の招待コード情報を掲載しています（PR）

今回借りたステーション

今回借りたステーションは「大宮ルミネ屋上駐車場」です。営業時間は6:30-23:00と決まっている珍しい駐車場です。営業時間を跨いで予約することは可能です。（21時に借りて翌朝7時に返却するなど）

このステーションは新型車両の配車が早いです。アルファードハイブリッドの貸出が開始された時も、「大宮ルミネ屋上駐車場」からでした。

5階から螺旋状の道路を使用し降る必要があるので時間には余裕を持って借りましょう（私は料金が変わる境目で返却したので焦りました。）

外観

まずはフロント画像です。旧プリウスよりも背が低くなり、スポーティな見た目になりました。車幅は全幅1,780mmです。

グレードは「法人グレード X」になります。グレードはホイールデザインから判断可能です。

ライト類は全てLEDです。ウインカーはポジションライトとは独立した位置にありました。（ポジションライトがウインカーに変わると思ってました。グレード別装備みたいです。）

リアです。ICカード読取装置はリアガラスに取り付けられています。ハイブリッドエンブレムが従来のものと異なります。

タイヤは鉄チンにプラスチックカバーですが、プラスチックカバーのデザインに工夫がしてあるため、安っぽさがありません。タイヤはダンロップのエナセーブを履いていました。

ステアリング・室内空間

まずは助手席から撮影した前席です。グレードは「法人グレード X」になるため、アンビエントライトなどは非搭載になります。

合成革巻きステアリングになります。ステアリングにはボタンが19個です。（多い）

本当に背の低い車です。今まで背の高い車を多く乗車していたので、圧迫感を感じました。（完全に個人の感想となります）

鍵

車の鍵にはテプラで車名とナンバーが記載されていました。カーシェアではテプラを貼っているのをあまりみません。そのため、元レンタカーの可能性はあります。

室内灯

写真は全席の室内灯です。ボタンではなく静電容量式のタッチタイプでした。個人的には物理ボタンの方が手元を見ずに押すことができるので好きです。

室内灯のデザインにはこだわりがあるようです。

こちらは後席の室内灯です。物理ボタンを押すと点灯するタイプです。

サンバイザーには、運転席・助手席ともにLEDライト搭載です。前席の室内灯と同じぐらい明るいです。

メーター

メーターは7インチ液晶です。以前紹介したBZ4Xと似たデザインをしています。速度表示は小さめです。

ODOメーターは4785kmでした。カーシェアで貸し出される前に、レンタカーとして貸し出されていた可能性もあります。

電源をオフにするとライトが消えるため、メータは最高輝度になっていました。（アクセサリー時の写真しか用意できませんでした。）夜、液晶が白っぽく見えてしまうのであまり好きではありません。

メーター左下にはETC車載器があります。ビルドインタイプ、ナビ連動型のETC2.0です。

100V電源供給スイッチと給油口を開けるためのスイッチがあります。

シフトノブ周り・電動パーキングブレーキ

シフトノブは新型クラウンやアルファードと同じ形をしています。従来のプリウスよりもシフトノブを動かす範囲が小さいので扱いやすいです。

電動パーキングブレーキ搭載です。シフトノブと連動しているため、あまり操作する必要はありません。

左側には横置きスマホホルダーがありました。

エアコン操作パネル・ハザードボタン

エアコン操作パネルです。温度や風量はダイヤルを回すタイプではなく、ボタンを上下するタイプです。

風量とモード切り替え時にはカーナビに割り込み表示が行われます。手元を見なくても操作したことを確認することができます。なぜか温度は表示されませんでした。

残念ながら、左右独立型エアコンではありませんでした。

ハザードボタンは直感的に押せる位置にあります。新型◯◯◯のようにデザイン重視ではなく、ハザードは中央に大きく取り付けるのが良いと思います。（テスラ借りた時は天井にハザードボタンがあり、驚いた過去もありました）

USB充電器　4ポート

前席にUSB-Cのポートが４つあります。2つはエアコン操作パネル下、ドリンクホルダーの前にあります。シガーソケットもあります。

残りの2つはアームレストの中にあります。後部座席にUSBポートは見当たりませんでした。前席は２つでいいので後ろにつけて欲しいと思いました。（AC100V電源はあります）

音質の良いオーディオ

8インチ純正ディスプレイオーディオにナビキットを取り付けてあります。Bluetoothの設定を行うと無線でAppleCarPlayを使用できます。新型ノアハイブリッドや新型シエンタに取り付けてあるナビと同じ物になります。

低音が強かったので、ウーファーが取り付けてあると思いましたが、6スピーカー（前後4つ＋ツイータ2つ）でした。驚きです。

最近の純正スピーカーは低音から高音まで綺麗な音を出すようになりましたね。

屋上でAppleCarPlay設定後、1階まで降りたところでカーナビの初期化処理が走ったのは辛かったです。

初期化は位置情報で判断しているのでこのようなこともあります。（初めてですが）

ナビの下にはPRIUSという文字が書いてあります。

ステアリング連動型バックカメラ搭載です。明るく見やすいです。

ステアリングスイッチと運転支援

新型プリウスはステアリングスイッチが約19個ありました。

左側はオーディオ関係とメーター操作用です。ダイアルを上下に動かすことで音量の操作が可能です。

左側ステアリングスイッチは主に運転支援機能の操作系です。下の３つは選曲とオーディオソースの切り替えが可能です。

運転支援機能は前車追従クルーズコントロールやLTA(同一車線維持支援システム)を搭載しています。

個人的にトヨタの運転支援は精度が良く、安心して機能を有効にできます。

高速道路などで是非試してみてください！

新型シエンタはトヨタセーフティーセンスのカメラをドライブレコーダ代わりに使用できましたが、プリウスのナビではドライブレコーダーの項目を見つけることができませんでした。

ペダル

アクセルペダルはオルガン式です。1世代前のプリウスは吊り下げ式でしたので、大きな進歩です！

オルガン式は一定速度を維持しやすいと言うメリットがあります。

後部座席

そういえば、新型プリウスからは後部座席のドアノブが目立たない位置に移動しました。

このドアノブは手前に引くではなく、中のスイッチを軽く押すことで開きます。

後部座席に乗車してみました。前席ほどの圧迫感はありませんでした。

前にそこまで広いわけではないので、3人以上の長距離ドライブには向いてないと感じました。

法人向けXグレードでは真ん中にドリンクホルダー等はありません。シンプルな作りです。

USBコネクタはありませんが、100V 1500Wのコンセントを搭載しています。

パソコンなどの充電は可能ですが、カーシェア的にはUSBポートの方が需要がある気がします。

後部座席は倒すことができます。電子ピアノなどの長細い家電は運搬できそうです。車中泊は無理だと思います。

平均燃費26.7km/l

平均燃費の表示に驚きました。私の運転だけではありませんが、メーターには26.7km/lと記載されています。

燃費良すぎです。いつか給油状態からガス欠になる寸前まで走ってみたいですね。（給油直後の航続可能距離は915kmと表示されていました。）

死角が多く怖い

窓ガラスが小さいことによる、死角の多さは運転していて怖いと感じました。よく見ると窓ガラス、すごい形をしていますね笑。気をつけて運転しましょう。

ガードレールよりも低い障害物には注意が必要です。1世代前のプリウスの方が安心して運転できました。

運転した感想

最後に運転した感想をお伝えします。

まず初めに静粛性に驚きました。アクセルを強く踏み込んでもエンジンの音があまり入ってきません。ロードノイズもあまり入ってきません。新型シエンタと同じタイヤのシリーズでも、車の作り方によってはここまで変わるのかと感心しました。タイムズ新型ノアハイブリッドでも静粛性には驚きましたが、それ以上に静かです。

静粛性に優れており、高級車に乗っている気分を味わえます。この静粛性、異性も惚れます。恋人と2人でのデートには良いのではないでしょうか?

加速も良く、ステアリングが軽くて反応も良いのでスポーツカーに乗っている気分も少しだけ味わえます。