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ラブホの客室管理画面を観察・検証してみた!

この記事は約5分で読めます。

とあるラブホテルに取り付けられているテレビで選局していた所、「地上D 113」でラブホテルの管理画面を放映していました。今回は管理画面を観察・検証していきます!

表示されている管理画面を調べた所、正式名称は「ルームインジゲータ」「ホテル客室清掃管理システム」と言われていました。(アルメックスと言う会社がトップシェアみたいです。今回のシステムはどの会社が作成しているか、不明です。)

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なぜ、管理画面を選局できたのか?

宿泊した部屋には3つのテレビがあり、そのうちの2台のテレビで業務放送を選局する事ができました。

宿泊したホテルでは「地上D 110,111」を室内カラオケで使用し、「地上D 113」を業務放送として使用していました。

各階にある清掃用待機室のためにOFDM変調器(地上デジタル放映を行う為の装置)を使用して、客室の情報を放映している事が推測できます。チャックアウト後、廊下に出た時に「お客様が退出されました」という業務放送の音声が聞こえてきました。

サブテレビに関してはリモコンの「チャンネルUPキー」で業務放送を選局できたため、チャンネルスキップを設定し忘れた可能性が高いです。

メインテレビはチャンネルスキップが設定されていましたが、リモコンを使用してチャンネルを3桁入力する事で選局する事ができました。

浴室テレビはチャンネルスキップの設定に加えて、リモコンが設置されていないため、選局できませんでした。

番組表 EPG

チャンネル名は「自主放送番組」番組名は「業務放送」になっています。

観察して理解した事

ここからは私が業務放送の観察を行い、得た情報を共有します。

時計

時計

右上に現在時刻が表示されています。現在時刻の下には「ホーム」と記載されたボタンがありましたが、宿泊中に1度も押される事はありませんでした(残念)。

客室の空き数(など)

客室の空き数

左上の表では「空室」「休憩利用」「宿泊利用」「清掃待ち」「清掃中」「売り止め」など、各状態ごとの客室数を表示しています。私が宿泊した日はほぼ全ての客室が埋まっていました。

経過時間

写真の緑で囲った場所は、客室の状態が変わった後の経過時間を示していました。客室の利用時間に加えて、清掃の作業時間などもわかります。

客室の状態

客室の状態表示

写真の緑で囲った場所は、客室の状態を示していました。

空室

空室

客室が空いている時に表示されます。フロントのタッチパネルからチャックイン可能な客室です。

案内

案内

フロントのタッチパネルで客室を選び、チェックインを行うと表示されます。チャックイン後、入室すると「休憩」または「宿泊」に切り替わります。

案内と表示された客室はドア横にある客室番号が点滅していると考えられます。

休憩

休憩(黄色)
休憩(紫色)

休憩利用されている時に表示されます。

宿泊

宿泊(赤色)
宿泊(紫色)

宿泊利用されている時に表示されます。時間によっては、休憩から宿泊に切り替わる事もあります。

会計中

会計中

自動精算機で「会計ボタン」を押した時に表示されます。お支払いをキャンセルすると、「休憩」または「宿泊」に戻ります。

退出待

退出待

自動精算機で利用料金の支払いが完了した時に表示されます。料金支払後、どのぐらいの時間で再度施錠されるか気になる所です。

火元待

火元待

お客さんが退出後、扉を閉めると「火元待」と表示されます。初め意味がわかりませんでしたが、調べてみると「タバコ等の火元確認を行ってください」と言う意味らしいです。

清掃待

清掃待

何も表示されていない時は清掃待ちでした。「火元待」の後に表示されます。

清掃中

清掃中

清掃中に表示されます。

予約・清掃中

予約・清掃中

清掃中に予約が入った場合に表示されます。

予約・清掃完了

予約・清掃完了

予約された客室の清掃が終わると白で表示されます。お客さんがチェックインを行うと「案内」と表示されます。

その他

確認する事ができませんでしたが、「売止」や「事前予約」なども表示されると考えます。

ドアの状態

鍵の状態

写真の緑で囲った場所はドアと鍵の状態を示していました。

施錠・ドア閉

施錠

施錠されている状態です。宿泊したラブホテルは宿泊料金を支払うまで施錠されているシステムでした。利用されている客室のほとんどは施錠状態です。

解錠・ドア閉

解錠・ドア閉

解錠後、客室のドアが閉まっている状態です。チェックイン後・精算後・オーダー品の受け取り時に解錠されます。

解錠・ドア開

解錠・ドア開

客室のドアが開いている状況です。掃除している客室は基本的にドアが開いていました。

不明点

ここからは私が業務放送の観察を行い、わからなかった事を共有します。情報提供お待ちしております!

宿泊・休憩の色が2種類ある

多くの客室は「赤色の宿泊」と「黄色の休憩」で表示されていました。

時々、「紫色の宿泊」と「ピンク色の休憩」が表される事があります。通常から切り替わる事も、その逆もあります。

何を示しているのかわかりませんでした…。

謎の英語

客室情報の中にA~Jまでのアルファベットがあります。

このアルファベットも何を表しているのかわかりませんでした…。

謎のマーク

客室情報の中に謎のマークがあります。

このマークも何を表しているかわかりませんでした。

音声案内

客室の状態が変わった時や、ルームオーダーが入った場合に映像と音声でお知らせをします。

音声は冒頭のYoutubeをご覧ください!

コメント

  1. 匿名 より:

    不明点について。
    宿泊・休憩の色が2種類あるのは、宿泊の場合は恐らく「宿泊1部」と「宿泊2部」で分けているのではないかと思います。
    チェックインした時刻によって分けられます。
    休憩に関しては滞在時間によって途中で料金が変わるのでそれで分けているのではないかと思います。
    (昼間なら休憩からサービスタイムに切り替わるなど)

    時々休憩と宿泊が切り替わるのは、「休憩で入ったけどこのまま宿泊したらいくら?」とか問い合わせがあった時に一時的にフロントで切り替えて確認することがあります。

    謎の英語は分かりません。
    部屋のランクかとも思いましたが、アルファベットが無い部屋もあるようなので…。
    会員のランクでもないような…。

    謎のマークは客室内のシステム冷蔵庫で何か飲み物等を購入したら表示されます。

    ちなみにお客さんが居ない部屋は扉を完全に閉めると室内の照明が消えるようになっているので、火元確認や清掃中なんかはドアストッパーやサンダルなどを挟んで扉を半開きにします。

  2. 匿名 より:

    また、このシステムはアイシンのソレイユというシステムかもしれません。
    どこのメーカーも表示やサウンドなどは物凄くカスタマイズできるので、あくまでも推測になりますが…

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